2014年6月8日日曜日

6 アメリカン・マスターピース 古典篇


アメリカ古典の入門として読んでみましたがとても良かったです。
古典というのは独特の奇妙な感じがあります。ゴシックと言うのでしょうか。ポーのモルグ街の殺人の雰囲気や、ウェイクフィールドやバートルビーの人物造形なんかはそんな感じがします。マークトゥエインのカエルは幻想文学のような雰囲気はありませんが話自体がとても奇妙で印象深いです。
そんな中でひときわ目立つのがジャックロンドンの火を熾すでした。非常に現実的に情景は描かれるのですがそれが読む側を引き込んでとても面白いです。

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