2014年8月17日日曜日

14 盛口満「ドングリの謎」


僕らが死体を拾うわけよりも後に書かれた本です。正直ドングリに興味があったわけではなかったですが、自然科学的な考察に加え、人間の生活との関わりという人文科学的な側面からの考察もあることでさらに面白さが増してるという感じでした。
これを読んだ後、軽井沢で木の実の面白さについて気付かせてもらう事になるのですが、この本はその布石になってたのかもしれないと振り返って思いました。

13 クレイン「赤い武功章」


アメリカ自然主義への関心がつきないところですが、こちらもよかったです。単に若い兵士が戦争で活躍する話ではなくてもう少し屈折しています。そこが非常に重要な部分で表題の意味もまさにそこに関わってくるんですね。